「rounder 1.1」リリース!!

 前回の投稿から半年あまりと、すっかり開いてしまいましたが、何とか、生きてます。

 皆さん、ご無沙汰しております。
 本日、「rounder 1.1」をリリースしましたので、今日はそのお知らせです。

 ちなみに、こんな感じになっています。

 詳しい内容は、日を改めて順次紹介していきたいと思っていますが、今回は、主に3種類のツールについてだけ、ざっくり概要を紹介したいと思います。

重ね着改造ツール

 前回のバージョンは、COM3D2のボディー素体の改造に目的を絞ったラインナップ(のつもり)でしたが、本バージョンでは、服のモデル改造、特に、本来の仕様では貫通してしまう組み合わせの服を貫通しないようにするための改造にも視野を広げて、新たなツールを追加しました。
 「フィット・アジャスター」「ヘム・スウィング」「ヘム・スケーリング」「フォローアップ」といったあたりがそれです。

 フィット・アジャスターは、アウターウェアからはみ出るアンダーウェアの一部分をボディーに引っ付けて見えないようにするためのツールです。

 ヘム・スウィングは、トップスからはみ出たスカートの広がり具合を押さえたり、逆にトップスの裾の方を広げることで貫通しないようにするためのツールです。

 ヘム・スケーリングは、ヘム・スウィングと同じ用途に加え、スカートの形状を変えるためにも使える、今回のラインナップの中で一押しの自信作です。

 これ(↑)が、こう(→)なったりします。

 フォローアップは、服のモデル改造の厄介な要因である、裏地重複している頂点(これはCOM3D2だけ?)を処理するためのツールで、サブメニューにごっそり色々なツールがあります。

 沢山ありますが、おおよそ、どのような処理するのかを簡単に言うと事後追従させます。

UV補正ツール

 そして、『Magic UV』の存在は知りつつも、Blender2.79では4.4止まりだったり、エッジフローとの兼ね合いなども考え、自前のものを作ることにしたUV補正ツール「UV更新」(手軽なイメージを持ってもらえるように敢えてこのネーミング)。

 限りある開発期間がどんどん飲み込まれていったUV補正ツールでしたが、苦労の甲斐あってシーム周りもバッチリ補正!

クロス・エッジフロー

 前バージョンでは、1個の頂点に対して、2つの経路でそれぞれエッジフローの計算を行い、それぞれの結果を足して2で割った座標に頂点を配置する「2つの軌道の中点上に移動」という、我ながらお粗末なツールがありましたが、本バージョンの「エッジフロー修正:クロス」は、それとは似て非なるものです。

 詳細は、後日になりますが、今まで、縦でも横でも斜めでもしっくりこなかったポリゴンフローも、クロス・エッジフローならキレイに整えることができるかも?

 ちなみに、両サイド×両サイドだけではなく、ワンサイド×両サイド、ワンサイド×ワンサイドの組み合わせもでもクロス・エッジフローできます。(ワンサイド×両サイドの場合、ワンサイドが先、両サイドが後)

 とまあ、まだまだ紹介したいツールはあるのですが、本日は「rounder 1.1」リリースのお知らせがてら、ざっとさわりだけ紹介しました。

 ということで、また、近いうちにブログ更新したいと思っています。

 では、本日はこれにて。
 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。